2026年1月18日、大相撲初場所8日目(東京・両国国技館)で、6年ぶりとなる「天覧相撲」が行われました。
天皇皇后両陛下と愛子内親王殿下が貴賓席へ向かわれる瞬間、場内は「おおおおお」という大歓声と拍手に包まれ、国技館の空気が一変しました。
午後5時1分、場内アナウンスで一変した空気
午後5時1分。場内アナウンスで次のように告げられます。
「天皇皇后両陛下、愛子内親王殿下。ご入場になります」
正面エントランスからご来館され、貴賓席へ歩を進められると、どよめきとも感嘆ともつかない大歓声が国技館を包みました。
スマホを手に“その瞬間”を待つ観客たち
午後5時2分、ご着席。
それぞれ笑顔で各方向に頭を下げられると、拍手が沸き起こり、スマートフォンを手に撮影する観客や手を振るファンの姿も多く見られました。
日常の延長にあるようで、明らかに違う――それが「天覧相撲」の時間でした。
装いも話題に、国技館に映える和の装い
この日のご装いも注目を集めました。
- 天皇陛下:スーツにネクタイ
- 皇后陛下:薄い青・紫を基調とした着物
- 愛子さま:ピンクを基調とした振り袖
相撲という伝統文化の場に、静かな華やかさが添えられた一日でした。
豆知識:天覧相撲では「打ち止め」と言わない
天覧相撲の日には、相撲界ならではの作法があります。
通常、結びの一番後に立行司が述べる「この相撲一番にて本日の打ち止め」という言葉は、天覧相撲では使われません。
敬意を表すため、「打ち止め」ではなく「結び」と表現されるとされています。
また、この日の大入り袋には「行幸啓記念」の文字が入るのも、天覧相撲ならではの特徴です。
勝敗を超えて、国技を実感する一日
6年ぶりに行われた天覧相撲。
力士や親方衆、審判、そして観客までもが同じ空気で迎えたことで、相撲が日本の文化として大切にされてきた理由を、あらためて感じさせる一日となりました。
出典:日刊スポーツ(2026年1月18日配信記事を参照)


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