大型内野手はなぜ“開花”しなかったのか…白崎浩之というドラ1戦士の8年間をベイファン目線で振り返る

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大型内野手はなぜ“開花”しなかったのか…白崎浩之というドラ1戦士の8年間をベイファン目線で振り返る ベイスターズニュース

ドラフト1位。
その響きは、いつだってファンの期待を膨らませる。

即戦力なのか、将来の主軸なのか。
どういう未来を見せてくれるのか――。

今回振り返るのは、2012年ドラ1の大型内野手、
白崎浩之(しらさき・ひろゆき)

“成功しなかった”と言い切るには酷だし、
“活躍した”と言うと少し違う。
なんとも評価が難しいままユニフォームを脱いだ男だ。


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🧢 大学ナンバーワンクラスの内野手だった白崎

白崎は埼玉栄高から駒澤大に進み、
大学4年春には 打率.395で首位打者&ベストナイン を獲得。

  • 184cm/90kgの大型内野手
  • ショートを守れる身体能力
  • バットに当たれば飛ぶ強打
  • 俊足・強肩のバランス型

当時の大学日本代表クラスの逸材で、
ドラフト1位も「そりゃそうだ」という評価だった。

ベイファンも、

「ついにショートに未来のスターが来た!」

と本気でワクワクしていた。


⚾ デビューから“出場はしていた”。しかし物足りない

ルーキーイヤーの2013年、白崎は早々に一軍へ。

  • 47試合
  • 打率.212

数字は物足りないが、ルーキーとしては悪くない。
問題はここからだ。


📉 ショート定着に苦しむも、魅力は随所に

● 2014年:101試合

打率.234/1本
→ 守備は良かったが打撃が伸びず。

● 2015年:81試合

打率.225/6本
→ パワーの片鱗を見せる。

● 2016年:92試合

打率.218/6本
→ 「打てる大型内野手」の片鱗が見えたが安定しない。

打率が伸びず、
「覚醒するかも!」
「いや、もう一歩が遠い…」
そんな感じでベイファンの心を持っていくタイプの選手だった。


😥 2017年、一気に下降線へ

プロ5年目の2017年。
ここがターニングポイント。

  • 34試合
  • 打率.185
  • 4打点

この年の白崎は完全に苦しんだ。
バッティングが崩れたことで守備にも影響が出始め、
持ち味のはずだった「総合力」がかみ合わなくなっていった。


🔄 トレード、そしてオリックスでも復活できず

2018年途中、白崎はオリックスへ移籍。

しかし出場試合は…

  • 2018:30試合
  • 2019:25試合
  • 2020:3試合

と、年々減少。

2020年オフ、戦力外通告。


🧩 ファンとしての正直な評価:

白崎は “失敗” ではなく “未完成のまま終わった選手”

白崎は8年間で 413試合出場
これはドラ1として「出場機会は十分もらっている」側の選手だ。

NPB通算成績

  • 打率 .220
  • 本塁打 16
  • 打点 52

「全然ダメだった」という選手ではない。
むしろところどころに強烈な魅力があった。

  • 打球速度はチームトップ級
  • 守備の動きは美しい
  • 体格も恵まれていた
  • ちょっとロマンを感じる場面も多かった

ただ…

「覚醒が見えた瞬間ほど次の年に帳尻が合わなくなる」

というベイスターズらしさ全開の選手でもあった。


🌱 引退後は野球教室のコーチへ

独立リーグ・大分B-リングスでの選手兼任コーチを経て現役引退。
現在は 埼玉西武ライオンズアカデミーで指導者 に。

プロで伸び悩んだ選手が、
その経験を次世代に伝える仕事につくのは本当に素晴らしい。


🏁 まとめ:

白崎浩之という大型内野手は、
「あと一歩の才能」と「プロの壁」の間で揺れ続けたドラ1。

期待値が高かった分、
物足りなさも大きかったけど、
彼がいた時代があったからこそ、
今の“強いベイスターズ”の編成はより洗練されていった。

苦しんだドラ1たちの歴史の上に、
今がある。

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