沖縄南部・南城市玉城(たまぐすく)の高台。
車を停めて森の中へと歩くと、木々に包まれるようにして現れる静かな湧水。
それが「垣花樋川(かきのはなひーじゃー)」です。

📸 写真出典:たびらい|垣花ひーじゃー(南城市)観光コラム
🧭 神が宿ると言われる、地元の人に大切にされる場所
ここは昔から「神聖な場所」とされており、今でも地元の方が拝みに訪れることがあります。
実際に訪れてみると、その理由がすっと心に入ってくるような、静かでやわらかい空気が流れていました。
石畳の坂道を降りると、うっそうとした緑に囲まれた中に清らかな水が湧き出しています。
ここはかつて、生活用水として使われていた場所で、
泉の左側は「イナグンカー(女の川)」、右側は「イキガンカー(男の川)」と呼ばれ、
男女別々に使用されていたそうです。
さらに、道中には「ナカユクイイシ(中休み石)」や「イーユクイイシヌヒライサー(上休み石)」など、
昔の女性たちが水汲みの途中に一休みしていたと伝わる石も残されています。
まるで時代を越えて生活の音が聞こえてくるような場所でした。

📸 写真出典:朝日新聞 TS・PLUS|垣花樋川
📸 写真スポットとしてより、「そっと訪れたい場所」
SNSで見かけて訪れる方も少しずつ増えてきたようですが、
この場所に関しては正直、**観光客としては“騒がずに、そっと訪れてほしい”**と感じました。
地元の方も「あまり観光地として大々的に紹介しないでほしい」という声もあるとのこと。
たしかに、ここにはテーマパークのような派手さはありません。
でもそれこそが魅力。
静かに手を合わせたくなるような、自然と共にある神聖な時間がここには流れていました。
💡訪れる際のポイント
- サンダルより歩きやすい靴で(石畳がすべりやすいです)
- 水は飲めませんが、清らかなせせらぎに癒されます
- 周囲に小さな拝所もあるため、撮影は控えめに・一礼を忘れずに
- ゴミや音など、自然や地元の人への配慮を大切に
📍基本情報
- 名称:垣花樋川(かきのはなひーじゃー)
- 住所:沖縄県南城市玉城垣花
- アクセス:那覇空港から車で約40分
- 駐車場:あり(5台ほど)
- 備考:雨の後は足元がぬかるむことがあります
📝さいごに
沖縄には美しいビーチや映えるスポットがたくさんありますが、
こうした「静かに感じる場所」を訪れると、
ちょっと違った旅の深みが得られるような気がします。
ぜひ、観光というより「感謝の気持ちでそっと訪れてみて」くださいね😊🌱



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