正直に言って、これは効いた。
2024年12月12日、横浜DeNAベイスターズの知野直人内野手が、9日に行われた「第4回現役ドラフト」で中日ドラゴンズへ移籍したことを受け、自身のXを更新。その投稿が、ベイスターズファンの心を大きく揺さぶっている。
電話一本で決まった別れ、頭に浮かんだ7年間
知野は投稿の中で、現役ドラフトの結果を電話で知らされた瞬間を振り返り、こう綴っている。
「電話で現役ドラフトの結果を知らされたとき、頭の中に横浜でのいろんな思い出がよみがってきました」
DeNA入団から7年間。
決して順風満帆ではなかったが、それでも横浜で積み重ねてきた時間が、彼の中でどれほど大きなものだったかが伝わってくる。
「横浜という街が大好きでした」――ここまで言ってくれる選手、いるか?
投稿の中盤、知野はベイスターズファンに向けて、こんな言葉を残している。
「本当に横浜という街、横浜DeNAベイスターズのファンの方々、横浜DeNAベイスターズというチームが大好きでした。正直さみしいです」
これを読んで、グッと来ないベイスターズファンがいるだろうか。
成績がどうとか、出場機会がどうとか、そういう話じゃない。
「横浜が好きだった」
この一言だけで、知野直人がどんな気持ちでベイスターズのユニフォームを着ていたかは十分すぎるほど伝わる。
ベイスターズファンへの最後のお願い
さらに知野は、
「来年からは中日ドラゴンズの知野直人になりますが、ちょっとでも応援してもらえたら嬉しいです」
と語りかけ、最後はこの一文で締めくくった。
「横浜大好きだったな」
もう、反則だろ。
この一文に、SNSでは案の定、
- 「最後の一文に感動した」
- 「ほんと寂しい」
- 「可哀想だろ」
- 「未練があるのは仕方ない」
- 「どこに行っても応援する」
といった声が溢れた。
成績以上に“記憶に残る選手”だった
正直に言えば、知野直人はレギュラーに定着した選手ではない。
だが、ベイスターズファンはちゃんと見ていた。
年度別打撃成績(DeNA時代)
| 年度 | 試合 | 打率 | OPS |
|---|---|---|---|
| 2021 | 36 | .176 | .616 |
| 2022 | 16 | .154 | .368 |
| 2023 | 39 | .167 | .742 |
| 2024 | 24 | .111 | .439 |
| 2025 | 8 | .176 | .712 |
| 通算 | 123 | .161 | .609 |
数字だけ見れば、厳しい世界だったのは事実。
それでも――
- 内野の複数ポジションを守れるユーティリティ性
- 出番が少なくても腐らない姿勢
- ベンチでも全力で声を出す姿
こういう部分が、確実にファンの記憶に残っている。
現役ドラフトの残酷さと、それでも願ってしまう未来
現役ドラフトは、選手にとってチャンスであり、同時に残酷な制度でもある。
横浜を愛し、横浜に愛された選手が、本人の意思とは別の形でチームを去る。
それでも多くのファンが思っているはずだ。
- 中日で活躍してほしい
- でも、どこかでまた横浜に戻ってきてほしい
「大活躍して、いつかベイスターズに戻って来て!」
そんなコメントが並ぶのも、知野直人が愛されていた証拠だ。
横浜を離れても、知野直人は“元ベイスターズ”
ユニフォームは変わっても、
「横浜大好きだったな」という言葉は消えない。
知野直人は、これからは中日ドラゴンズの選手。
でもベイスターズファンにとっては、きっとこれからも――
忘れられない“横浜の選手”の一人だ。



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