「正直、気持ちはめちゃくちゃわかる。でも……ダメなもんはダメなんだよ。」
🔹ニュース概要
2025年7月8日、軽貨物業界に衝撃が走りました。
警視庁交通捜査課は、「軽急便」東京営業所の現所長と元所長を、道路運送法違反(無許可営業)容疑で逮捕。さらに法人としての軽急便も書類送検されたとのこと。
彼らは、電機メーカーの修理員などを有償で車に同乗させていたとして摘発されました。本来、貨物運送の軽貨物車両は「人を運ぶ」ことは許可されていません。
🔹なぜやってしまったのか?
報道によれば、
- 修理担当作業員を現場まで一緒に運んでいた
- 移動コストを減らすことで荷主の経費削減に貢献
- 結果的に継続契約を維持し、1億円超の収入
まさに“やった者勝ち”に見えたのでしょう。
ただこれは、「旅客運送」にあたり、国からの**別の許可(一般旅客自動車運送事業)**が必要となる行為です。
🔹軽貨物ドライバーのリアルな本音
僕自身、軽貨物の仕事をしている身として――
正直なところ、「気持ちは痛いほどわかる」のです。
- 「ついでに一緒に乗っていってくれない?」って言われたこと、あります。
- 「現場に先に作業員だけ行っても意味ないから」って言われること、あります。
それでも僕らは、法的に“貨物専用”であることをわかっている。
そこを超えてしまったら「旅客」になる。そこがグレーではなく、はっきりした“ブラックゾーン”であるのは、誰でもわかっていたはずです。
🔹ルールを守ることが信頼を守ること
「運んであげたい」という善意や、「仕事を切られたくない」という恐怖、そして「利益を上げたい」という現実。
その全部、理解できます。
でも今回の件で大切なのは、「ルールを曲げた結果、すべてを失った」という事実。
📌 自分と、自分の仕事を守るためにも、“やってはいけないことはやらない”覚悟が必要です。
🔹法的なルールの再確認
軽貨物(黒ナンバー)ドライバーが人を乗せるのは基本NG。
例外もありますが、有償で人を運ぶには旅客運送の許可が必須です。
- 同乗=旅客
- 同乗が有償=完全アウト(今回のようなケース)
一回の「ちょっと」が、後々とんでもないリスクにつながることを、改めて僕たち軽貨物オーナーは意識しておかないといけません。
🔹最後に:軽貨物の未来のために
グレーゾーンに踏み込むことは一時的に稼げるかもしれません。
でもそれで業界全体の信頼が損なわれれば、まじめにやってる人たちの仕事まで減っていく。
そうなれば一番割を食うのは、まさに「現場で汗をかいているドライバー」たちです。
だからこそ僕たちは声を上げたい。
「軽貨物は、まっとうにやっても稼げるんだ」
そう言える環境づくりこそ、僕たち現場の使命じゃないかと思います。
📝この記事を読んでくれたあなたが、これからも安全に・誠実に仕事ができることを願って。
📢 ご意見や現場での体験談など、コメント大歓迎です!



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