軽貨物でフードデリバリーはおすすめしない理由
こんにちは、えこぶ運送です。
最近よく「軽貨物でフードデリバリーやろうと思ってるんですが、どう思いますか?」という質問を見かけます。
正直に言うと――あまりおすすめしません。
今日はその理由を、軽貨物業界で実際に走っている私たちの目線からまとめてみます。
1. 単価が安く、割に合わない
まず大きな理由がこれ。
報酬の単価が非常に低いことです。
フードデリバリー1件あたりの単価は数百円〜1,000円程度。
軽貨物の維持費(車検・保険・ガソリン代など)を考えると、まったくと言っていいほど利益が残りません。
原付や自転車ならまだしも、車両を使う軽貨物でこの金額はコストに見合わないです。
2. 待機時間が長く、効率が悪い
フードデリバリーでは、「注文が入るまで待機する時間」が発生します。
この待機中は当然、報酬は発生しません。
軽貨物は「走ってなんぼ」の世界。
走ってない時間が多いほど、どんどん赤字になっていきます。
3. 車での配達がしにくい
フードデリバリーはもともと、バイクや自転車向けのサービスが主流です。
都市部の飲食店やマンションなど、車では入りづらい場所への配達が多く、駐車スペースに困ったり、停めてはいけない場所に停めて違反を取られたりするリスクもあります。
4. クレームリスクが高い
フードデリバリーは商品(料理)の品質が命。
「冷めてた」「崩れてた」「遅かった」など、理不尽なクレームを受けやすく、精神的にもストレスがかかりやすい仕事です。
軽貨物のような物流系の仕事と比べて、ドライバーへの評価がシビアなのが特徴です。
5. 軽貨物の強みを活かせない
軽貨物の魅力は、「物量」×「距離」×「効率」で稼げるところ。
企業配やルート配送、チャーター便など、1件あたりの単価が高く、継続性のある案件のほうが向いています。
フードデリバリーはそれと正反対の働き方。
軽貨物の強みがまったく発揮できないジャンルです。
まとめ:軽貨物は軽貨物らしい稼ぎ方を
フードデリバリーは、バイクや自転車でスキマ時間にやるには悪くないかもしれません。
でも、わざわざ軽貨物でやるメリットは正直ありません。
もし軽貨物車両を持っているなら、ハコベルやピックゴーのスポット配送や、企業との定期契約を目指したほうが、よっぽど安定して稼げます。
えこぶ運送としても、軽貨物でフードデリバリーを考えている方がいれば、「ちょっと待って!」と声をかけたくなるところです。



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