こんにちは、相撲ファンのりょうです。
大相撲の中継を観ていて、ふと映った観客に目が釘付けになったことはありませんか?
2021年、そんな現象がSNSを中心に話題となりました。主役は、東花道近くの溜席(たまりせき)に静かに座る一人の女性。凛とした姿勢と気品ある佇まいから、いつしか彼女は「溜席の妖精」と呼ばれるようになったのです。
今回は、その「溜席の妖精」とは何者なのか?そして、別名「タニマチのお嬢さん」とは? 相撲文化の奥深さとともに、私なりにまとめてみました。
「溜席の妖精」とは何者?
その女性が話題になったのは2021年初場所。
土俵のすぐ近く、いわゆる溜席に、背筋をピンと伸ばして座る姿が何度もテレビ中継に映り込み、SNSを中心に「この女性は誰?」「美しい」「礼儀正しすぎる」など、多くの注目を集めました。
そして相撲ファンの間で彼女は、「溜席の妖精」と呼ばれるようになったのです。
正体は「タニマチのお嬢さん」?
後に『NEWSポストセブン』が彼女に取材を試みたところ、彼女はこう返したそうです。
「私は一般人なので……(再び軽く会釈)」
この一言と所作の丁寧さがまた注目され、「ますますミステリアス!」と話題に。
記事内では相撲関係者の証言も掲載されており、
「二所ノ関一門の親方がお世話になったタニマチのお嬢さんだと聞いています」
というコメントから、「溜席の妖精」=「タニマチのお嬢さん」であることが広まりました。
そもそも「タニマチ」とは?
「タニマチ」とは、力士や相撲部屋を支援する後援者のこと。
語源は、大阪の「谷町」に住んでいた医師が力士に無償で治療を行っていたことに由来し、それ以来、相撲界で支援者のことを「タニマチ」と呼ぶようになったと言われています。
支援内容は多岐にわたり、金銭的支援、差し入れ、場所中の溜席提供など、力士たちの裏方として活躍しています。
「溜席の妖精」はなぜ話題になった?
彼女の注目ポイントは、
- 毎日同じ席に座る
- 常に背筋を伸ばし、正座で静かに観戦
- 表情や反応を一切変えず、品格ある態度
このような姿が「まるで作法の教科書のようだ」と称賛されました。
中には「和装で来てほしい!」「相撲界のミューズ」とまで言われ、観戦マナーの理想像として語られる存在になったのです。
現在の彼女は?
その後、彼女が再び中継に映ることは少なくなりました。
しかし「相撲界を支える後援者の一人」として、今もどこかで静かに相撲を応援しているかもしれません。
派手さはなくとも、「粋な支援者」として、あの印象はファンの心に深く残っています。
まとめ:溜席の妖精が教えてくれたこと
相撲には土俵上の闘いだけでなく、それを支える人々の物語もあります。
「溜席の妖精」として注目された彼女の姿は、タニマチの品格、観戦マナーの美しさ、そして相撲文化の奥深さを思い出させてくれます。
今度相撲を観戦するときは、少し背筋を伸ばして、あの妖精のように静かに応援してみたくなるかもしれません。
※本記事の情報の一部は、2021年1月24日配信のNEWSポストセブン「ネット騒然『溜席の妖精』に話を聞いた」を参考にしています。



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